ソウェト・ゴスペル・クワイアについて

Soweto Gospel Choir

SOWETO GOSPEL CHOIR

南アフリカ共和国のヨハネスブルグの南西部 (SO-uth WE-st)に、南アフリカ最大の旧黒人居住区 (TO-wnships)、 『ソウェト』 があります。
ソウェトには、まだアパルトヘイトの名残が随所に
残っています。

2002年、このソウェトにおいて、総勢26名の才能 に恵まれた歌手たちがオーディションによって選ばれ、 ソウェト・ゴスペル・クワイアが誕生しました。
魂を揺さぶるアフリカン・ゴスペルの素晴らしさを、
世界中の人たちに伝えるために。

アフリカの打楽器、ジャンベのリズムをバックに、 ア・カペラで歌う聖歌隊。
体全体が共鳴しているかのような圧倒的な声量。
26名の個性的なその声が重なるとき、そこに
力強いゴスペルと美しいハーモニーが生まれます。

過去の受賞歴

~ 2年連続 グラミー賞受賞!~

2009年 アメリカ・グラミー賞において、
4th アルバム「Live at Nelson
Mandela Theatre」が、最優秀
コンテンポラリー・ワールド
ミュージック・アルバム賞に
ノミネート。
2008年 アメリカ・グラミー賞において、
3rd アルバム「African Spirit」が、
最優秀トラディショナル・ワールド
ミュージック・アルバム賞を受賞。
2007年 アメリカ・グラミー賞において、
2nd アルバム「Blessed」が、
最優秀トラディショナル・ワールド
ミュージック・アルバム賞を受賞。
2005年 2月に、アメリカ・ビルボード・チャートのワールド・ミュージック部門で1位を獲得。
2003年 アメリカン・ゴスペル・ミュージック・
アワード最優秀ゴスペルクワイアに
選ばれる。

「まさに息をのむパフォーマンス!」 ザ・スコッツメン紙



ソウェト・ゴスペル・クワイヤは、2002年に誕生しました。

南アフリカで興業され、後にロンドンを始め、世界中で大成功を収めた "UMOJA" というミュージカルを鑑賞した

オーストラリアのミュージカル・プロデューサー、アンドリュー・ケイ氏が、

南アフリカの人たちの秀でた歌唱力と、コーラスの才能の素晴らしさに感銘を受け、

自分たちでも、南アフリカのシンガーたちによる世界一のゴスペル・クワイアを作ろう!と思い立ったのが、

このクワイア結成のきっかけでした。

アンドリュー・ケイ氏は、デイヴィッド・ヴィゴ氏、クリフォード・ホッキング氏といったオーストラリアのプロデューサーたちと組み、

また、南アフリカのエグゼクティブ・プロデューサーであるビヴァリー・ブライヤー女史、そして当時すでに南アフリカで

著名なクワイヤディレクターであったデイヴィッド・ムロヴェッツィと共に、このゴスペル・クワイアへ実現へ向けて動き出しました。



スーパークワイヤをつくるために、プロデューサーたちは、ソウェトでオーディションを開き、オールスターメンバーを選出しました。

メンバーには、クワイヤディレクターのデイヴィッド・ムロヴェッツィ氏自身が率いるホーリー・ジェルーサレム・クワイヤのベストシンガーたちや、

またソウェト各地の教会聖歌隊で歌っていたシンガーたち、また一般の人の中からも優れたシンガーたちが選ばれ、最高のクワイヤが誕生しました。



南アフリカにおけるゴスペル音楽の歴史は、長く、多岐にわたっています。

ヨーロッパのキリスト教の宣教師たちによってもたらされた宗教音楽は、すぐにアフリカ人たちによって吸収され、

さらにローカルの伝統音楽とブレンドされました。

その結果、南アフリカ特有のスタイルをもった数々の霊歌のレパートリーが生まれました。

南アフリカの人たちのパワフルな歌声と、伝統芸術ともいえる美しいア・カペラ唱法は、

南アフリカが世界に誇れる高い芸術として長きにわたって認められています。



ソウェト・ゴスペル・クワイヤは、結成以来以来、世界中を駆け巡って、その素晴らしいパフォーマンスを披露してきました。

どのコンサートもチケットは完売し、批評家たちからも高い評価を得ました。

そして2004年7月に母国南アフリカに戻り、ヨハネスブルグのシビック・シアターで、デビュー公演である Voices from Heaven のショーを行いました。

彼らのパフォーマンスは観客にも評論家にも大絶賛され、クワイヤは、自分たちの国でそのように特別な賞賛を得られたことを誇りに思いました。

当時のソウェト・ゴスペル・クワイヤは主に海外遠征ツアーに従事していたため、母国ではあまり活動の機会がありませんでしたが、

母国では、彼らのヒーローであるネルソン・マンデラ前大統領の前で何度もパフォーマンスを行いました。

彼らは、マンデラ氏の46664エイズ基金の大使を務め、2005 年7月には、南アフリカの最も偉大な政治家であるマンデラ氏の

生誕記念祭ウィークのイベントである、ネルソン・マンデラ・ラグビー場で開催されたラグビーのオーストラリアー南アフリカ戦において、

マンデラ氏へ “Happy Birthday”を歌うために招待されました。

クワイヤにとって同じくらい名誉なことだったのは、デズモンド・ツツ大司教の結婚50周年記念祝賀会にも招待されたことでした。

ソウェトにあるホーリー・クロス・チャーチで行われたパーティーでは、有名なイミロンジ・カントゥ・コーラル・ソサエティと一緒に、

ツツ大司教の家族や世界各国から招かれたVIPゲストたちに歌を歌いました。



2002年にオーストラリアでパフォーマンスを行って以来、ソウェト・ゴスペル・クワイアは、

瞬く間に世界中の名だたるコンサートホールを次々に満杯にする世界的なアーティストになりました。

この7年間の短い、とは言え、輝かしいキャリアの中で、ソウェト・ゴスペル・クワイアは、数々のスーパースターとの共演を果たしました。

ボノ(U2)、クイーン、アニー・レノックス、デュオンヌ・ワーウィック、レッド・ホット・チリ・ペッパーズ、ジミー・クリフ、

セリーヌ・ディオン、ジョッシュ・グローバン、ダイアナ・ロス、そして南アの伝説的アーティストのジョニー・クレッグやヴッシィ・マッシャセーラ。

ファッツ・ドミノへのトリビュート・アルバムでは、レッド・ツェッペリンのロバート・プラントと一緒に歌を吹き込み、

ピクサーアニメーションのWall-Eでは、ピーター・ガブリエルが歌う主題歌”Down to Earth”のバックコーラスを務め、

この曲は2009年のグラミー賞を受賞しました。また、元UB40のリード・ヴォーカリスト、アリ・キャンベルのソロアルバムにも参加しました。

2010年には、第52回グラミー賞の新人賞にもノミネートされているケリー・ヒリソンと共に、

アフリカの恵まれない子供たちのためのチャリティソング "Oh Africa" を制作しました。(2010年1月31日より iTunes から配信予定)



2009年7月18日に行われたマンデラ・デイ・コンサートでは、南アを代表するホストアーティストとして、

シンディ・ローパーや、クイーン・ラティーファ、アリシア・キーズ、スティーヴィー・ワンダー、そしてアレサ・フランクリンといった

世界のトップアーティストを含む出演者全員のバックでコーラスやダンスを務め、音楽大使として南アフリカと世界各国の橋渡し役を果たしました。



2007年にソウェト・ゴスペル・クワイアは、通算2枚目のアルバム “Blessed” で、

グラミー賞のベスト・トラディショナル・ワールド・ミュージック・アルバム最優秀賞を受賞し、

翌年の2008年には、3枚目のアルバム “African Spirit” で、同じカテゴリーの賞を2年連続で受賞しました。


2009年には、ベスト・コンテンポラリー・ワールド・ミュージック部門で、4枚目のアルバム

“Live at the Nelson Mandela Theatre” がノミネートされました。アルバムでの受賞とはならなかったものの、

ピーター・ガブリエルと共演した、ピクサーアニメーションのWall・Eの主題歌、”Down to Earth”が、

グラミーの最優秀サウンドトラック賞に輝きました。



また、ソウェト・ゴスペル・クワイアは、2005年のアメリカン・ゴスペル・ミュージック・アッワードで最優秀ゴスペルクワイア賞を受賞し、

2003年には、最優秀コンテンポラリー・コンサート・プレゼンテーションとして、オーストラリア・ヘルプマン・アワードを受賞しています。



「壮観だ!」 ニューヨークタイムズ紙




忘れがたいパフォーマンスとは別に、ソウェト・ゴスペル・クワイアのメンバーたちは、

自分たちの幸運に感謝し、祖国のエイズ孤児の生活のために寄付を行っています。

2004年にソウェト・ゴスペル・クワイアは独自のチャリティー基金、「ンコシズ・ヘイヴン」を設立しました。

ンコシとは、12歳のエイズ活動家であった故ンコシ・ジョンソン君の名前をとってつけられた名前です。

コンサート終了後に、ソウェト・ゴスペル・クワイアはお客さんを出迎えて募金を集めます。

集められた募金は100%全額が、政府の援助がない団体や全くのプライベート基金に寄付されています。

これまでにソウェト・ゴスペル・クワイアが集めた募金は、百万ドル以上にもなり、

昨年はその募金によって600人以上の孤児たちに食事や衣服や住居が与えられました。



ソウェト・ゴスペル・クワイヤは、自分たちの才能と、神への信仰と、音楽と人生の歓びを誇りにしています。

今年も、世界を周り、新しい国や町で新たな友のために、歌い、踊り、希望と歓びのメッセージを届けます。




どうかこのソウェト・ゴスペル・クワイアの喜びに満ちたハーモニーが、

世界中の人々の心に届きますように。


そして、私たち一人ひとりの心が癒され、私たちの命に力が与えられ、

私たちの間に、愛とゆるしによる本当の平和が生まれますように。